恵まれた環境、贅沢な日常。
平和ボケしている私からは想像もしなかった21世紀の戦争。
Twitter TikTok Instagram etc…どれを見ていても、今世界が如何に過酷な状況に陥っているかを身をもって知らされます。ウクライナ出身のサワさんの言葉は脳裏に焼き付いています。
「日本がもし戦争になれば、大半の人は隠れるだろう、家に篭るだろう。ウクライナは愛国心がものすごく強い国でして、みんな戦いに行くんですよ。そこのお母さん、そしてお父さん、そして子供たち、みんな戦いに行く。」
愛する人々がいつ死ぬか分からない
そんな境地に立たされている彼からの必死の訴えのように感じました。
本当に戦争が起こる前までは、他人事だと思っていたことを大変恥じています。朝起きれば美しい太陽が、洗顔して歯磨きして、机に並べられているのは暖かいご飯。
そんな恵まれている人間が目の前にある悲惨な問題に目を背けていて良いのだろうか。
命。生きる権利が与えられている自分達と同じ人間に、何とか救いの手を差し伸べることは出来ないだろうか。 そんなことを考えていました。日々多くのことを学んでいる学生にとって、まずは世界を知ることが大きな一歩。私はまだ世界の何もわかっていない。
正直ウクライナってどこ?ロシアはなぜ攻撃する?社会でNATO習ったけどほぼ名前しか知らない。
これらを知ることから、理解が深まるのではないでしょうか
愛する人が何も得ることない戦争で亡くなるなんて考えたこともなかったし、考えたくもない。こんな現実を受け入れざる負えない人々が世界にいるのだと考えると、やはり自分は贅沢だったと痛感します。
日本に産まれたということで受ける恩恵はかなり大きいです。
豊かな感受性をもつ人間です。社会生活で対人関係をもっている以上は
怒り、悲しみ、喜び、感動 様々な感情が心の中で飛び交っていると私は思っています。
決して悪いことではなく、ただ、私も含めてですが
「日本に生まれてこなければ良かった」というのはどれだけ贅沢なひとことであるかを自覚していくべきですね。
こうやって深く考える機会というのは、どこかで良からぬことが起こった時で
危機を感じた時にしか、幸せすぎる私は自分の死について考えもしないんだなあと。
愚かだなあ。
この地球上に生まれてきて良かった。私は幸せだ。そんな風に、全人類が思えるような世界はいつやってくるのか。とことん追求すべき永遠の課題です。
どうか、皆様が無事でありますように。